マリン事業部

マリン事業部の社員紹介

マリン事業部 MSO東京店
店長
藤本 正明

ダイビング事業の若き要 おもろいのにしっかり者! 大阪生まれのスゴいヤツ

  • 【出身地】
    大阪市
  • 【血液型】
     型
  • 【入社】
    2010年 11月
  • 【好きな食べ物】
    肉と米
  • 【尊敬する人】

前職からつながっていたダイビングのご縁

藤本さんが現在従事しているのは、マリンスポーツの創業であるダイビング関連全般です。勤務地は東京の三軒茶屋ですが、ダイビングショップは静岡県の宇佐美と沖縄、そしてミクロネシアのパラオの三店舗で展開しています。

仕事の内容は、ダイビングのライセンスカード取得のための学科(座学)の講習、プールの講習、海洋実習のアテンド、機材などの販売も行っています。東京でみっちり講義を受けて、実際に潜るのは、宇佐美、沖縄、パラオから自由に選べるシステムになっています。

東京のダイビングショップには、旅行代理店が併設しているので、3カ所以外の場所に行きたい人のお世話もしているそうです(藤本さんはダイビングのみですが)。

藤本「車の免許を取るのと同じで、ダイビングも、ライセンスを取得すればいいというものではないんです。取ったその後が本番。いろんなところで潜りたいから、取るわけですから、弊社ではそれを全般的にサポートしています」

講習に訪れる人は実に様々。まったくの初心者から、随分前にライセンスはとったものの、ブランクが空いてしまった人。もちろん老若男女さまざまです。

藤本「やればやるほど、ダイビングって出会いだなぁ、人だなぁって思います」

人懐っこい笑顔でそう話す藤本さんのダイビング歴は10年以上。実は前職もダイビング会社にお勤めだったといいます。新卒で大阪のあるダイビング会社に就職されました。

普通なら、同業他社にお勤めだったんですね…ですんだ話ですが、ここにもやっぱり面白いドラマがありました。

藤本「その前の会社のときから、マリスポさんにはお世話になっていたんです。感覚的には宇佐美の海を貸してもらっていてというか…。早い話が、僕のいた会社が、マリスポさんのお客さんだったんです」

日本全国にダイビングショップはありますが、すべてが海のすぐそばにあるわけではありませんし、海に潜る権利を持っているわけではありません。むしろ海の近くのショップの方が少ないのが現状です。マリンスポーツオフィスは、伊東市鮮魚商組合正会員なので、漁港を利用し、海に潜る正式な権利を持っています。他から来るダイビング客が宇佐美の海に潜るときは、「マリスポさん、よろしくお願いします!」という関係になるわけです。

いわゆるB to B の関係でお付き合いがあったものの、まさかマリスポ側で働くことになるとは、その頃は夢にも思っていなかったのですが、これも運命なのかもしれません。勤めていたその会社が経営不振に陥ってしまい、退社することになってしまったのです。

藤本「新卒で入っちゃったので、他の仕事をまったく知らない。他の業界を見てみようと、ブライダル会社に就職したのですが、3カ月くらいした頃でしょうか。前の会社の先輩が「またダイビングの仕事を手伝ってくれないか」と声をかけてくれたんです」

その扉を開いてみたら、マリンスポーツオフィスだったというわけです。同業他社とはいえ、同じ業界の中、つながっていたんですね。まさに、縁は異なもの味なものです。

楽しい「出会い」をめいっぱいサポート

手慣れた仕事だと思いきや、藤本さんにとっては初めての連続。インストラクター業務しては前職と同じですが、お客様へのサービス、他のダイビングショップとの接し方もまったく違います。先ほども言ったように、同業他社さんはすべてがマリスポのお客様。リピートしてくれるように、営業活動は欠かせません。

藤本「講習がない日は、できるだけ時間を作って、他のショップさんに顔を出すようにしています。近いことろは自転車で。これが結構いい運動になるんです(笑)」

藤本さん曰く、ダイビングの魅力は、ズバリ!「出会い」。他にも人気のスポーツはいろいろありますが、ダイビングと決定的に違うところは、「絶対に単独行動がない」というところです。

海に潜るときは、かならず「バディ」と呼ばれるパートナーと一緒に潜るルールになっています。そして同じ船でポイントまで出かけ、一緒に潜り、また船に乗って帰ってきて、食事をして・・・というシチュエーションなので、会話をしないことがまずあり得ません。しかもそこにいるのは、みんなダイビングという同じ趣味を持っています。初めてあった人でも、打ち解けるまでに時間がかからないのは、誰もが想像できるでしょう。

藤本「いろんな人をいっぱい見てきましたが、ダイビングにハマる人って、潜在的に出会いを求めているんだな、という感じがします。そして、日常にちょっとだけ不満を持っているような・・・」

普段から友達がたくさんいて、毎日が楽しくて、自分からどんどん知らないところにも行けて・・・という「地上での遊び方」を知っている人は、ダイビングにあまりハマらない。だって他の楽しみ方も遊び方も知っているから…というのが藤本さんの持論です。

でも、ダイビングをする人は、装置一式揃え、“わざわざ”遠くの海まで潜りに来ているわけだから、そういう人達とはちょっと違うものを持っていると、感じていると言います。

藤本「一言でいっちゃうと、「なんかつまらない」と思っている人に、うちに来て欲しいんです。うちに来たら、きっと楽しくなりますから!」

ダイビングを通じて、普段会えない人にも会える。共通の話題がたくさんあるので、すぐに心の距離が近くなる。実際にダイビング仲間同士で、お付き合いが始まったり、結婚したカップルも何人もたくさんいるといいます。

藤本「海の中は、もう僕たちがいくらがんばってもどうこうのできない世界。大自然ですからね。でも海に入るまでの時間を、最高に楽しんでもえるように、精一杯アテンドしていきたいと思っています」

「命」を預かる仕事という意識

とはいえ、ダイビングは楽しいだけではありません。何が起こるか分からない海の世界。命にかかわる事故が起こらないとも限りません。海の怖さ、死なないための知識をしっかり理解してえるよう、締めるところは締めるよう意識しているといます。

藤本「ぼくたちインストラクターは、人様の命を預かる仕事です。同時に自分自身の体調管理の大切だと思っています。僕だって人間ですから、油断するとインフルエンザにもなりますけど、どうやればならないかを、常に考えるというか・・・」

体調管理も大事な仕事のひとつ。ムリはしない、自分の体力を過信しない、ちょっと不調を感じたら事前にメンテナンスをするなど、課題はいっぱいあると言います。

藤本「まだ記憶に新しいんですが、去年の夏、繁忙期の最中に、スタッフの一人がぎっくり腰になってしまったんですね。でも、お客様のブッキングはパンパンに入っていて、一人抜けると回らなくなってしまう。そんな時、現地のダイビングショップさんが、すぐに応援に駆けつけてくれたんです。もちろん違うお店の人ですよ。このときは本当に助かりました。」

これぞ不幸中の幸い。でも、普段から地元の方々とふれあい、心が通じ合っているからこそ、ピンチのときに手を差し伸べてもらえたのでしょう。逆のことが起きても、きっと藤本さんたちは笑顔で対応しているはずです。

楽しい場を作るためには、基本をしっかりしなくては。そんな思いが具体的になったのは、クレド制作に参加したことが大きなきっかけになっていると、藤本さんもいいます。宇田さん同様、クレド制作は、強烈な体験だったのですね。

藤本「リッツカールトンなど、他の会社のものは読んだことがありましたが、自分の会社についてあんなにも真剣に考えたことってなかったし、自分たちが考えた言葉が、そのまま会社の理念とか指針となるわけですから。なんか、シャン!としますよね」

雰囲気としてなんとなくわかっていたものが、言葉にすると改めて「ああ、そういうことだったのか」と気づける。普段目にしていても、読むタイミングによって、受け取り方も違います。クレドを持つ会社は、今でもまだまだ少ないもの。あなたもクレドを片手に、楽園の探検に出かけてみませんか?

ページの先頭へ戻る

マリン事業部案内に戻る

  • 新卒の方向け 募集要項を見る
  • 中途の方向け 募集要項を見る
  • アルバイトの方向け 募集要項を見る

その他の事業部の先輩紹介

小玉恵里奈

旅行事業部

小玉恵里奈
2012年 4月入社

詳細を見る

谷口 信良

飲食事業部 飲食第2部
まるげん・まるたか
総責任者

谷口 信良
2007年入社

詳細を見る

ページの先頭へ